川瀬:あれっ、木田さん、今お帰りですか?
木田:あっ、川瀬さん、お宅こちらの方向でしたか?
川瀬:ええ、私は八王子まで。
木田:じゃあ、私は一つ手前だ。電車でお会いしたのは初めてですよね。
川瀬:いつもはこんな早い電車に乗らないんですよ。今日は珍しく残業しないで進んで***.だいぶ日が長くなってきましたなあ、やっと春だ。私は国が鹿児島なもんですから寒いのが苦手でね。
木田:鹿児島ですかあ?いやあ、私もですよ。鹿児島はどちらですか?
川瀬:鹿児島市内。川名町です。
木田:そりや本当でうか。いや、奇遇だな。私はすぐ隣の小川町ですよ。それにうちと道路一つ隔てた先が川名町ですから。
川瀬:じゃあ、本当に近いや。あの道路沿いに雑貨屋があったでしょう?ほうきや鍋売ってる。あそこが私の実家なんです。
木田:うわあ、マルカワ雑貨屋じゃないですか。子供のころよく使いにやらされましたよ。じゃあ、あのお店にいらしたのが川瀬さんのお母さんってことになりますよね?いやあ、驚いたなあ。
川瀬:ほんと、世の中って狭いもんですねえ。このぶんではわたしたちも昔、顔を合わせてますよ、きっと。あっ、もう駅だ。今度一緒にいっぱいどうですか。
木田:ぜひお願いします。いやあ、今日は本当になつかしかった。それじゃあ、お先に。楽しみにしてますよ。
翻译:
哎呀,真没想到!
川濑:哎,木田?回家呀?
木田:啊,川濑!你们家也住这边吗?
川濑:嗯。我到八王子。
木田:那,我到你前一站。在火车上见面还是第一次吧?
川濑:我很少坐这么早的车。今天是难得不加班了。天长了哈?总算又到春天了。我家是鹿儿岛的,所以怕冷。
木田:鹿儿岛?哎呀,我也是,鹿儿岛什么地方?
川濑:鹿儿岛市内。川名町。
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