整理中日对照版:新闻资讯
中鉢 良治(ちゅうばち?りょうじ):1947年宮城県生まれ。東北大学大学院工学研究科博士課程を修了し,1977年にソニー入社。1989年に米Dothan工場(アラバマ州)に赴任,帰国した1992年,記録メディア事業本部ビデオテープ事業部長に就任。1999年執行役員.その後,副社長などを経て2005年6月に取締役代表執行役社長に就任。
中钵良治:1947年生于宫城县。东北大学研究生院工学研究系博士毕业后,1977年进入索尼。1989年赴美国Dothan工厂(阿拉巴马州)任职,1992年归国,就任记录介质业务本部录像带业务部长。1999年担任执行董事。之后曾任副社长等职,2005年6月就任社长兼首席执行官。
生産の自動化を進めていった果てに,最後に何が残るのか。こういう発想が,僕の根底にあるんです。ソニーがものづくりの会社であり続けるとすれば,これは非常に重い課題です。ものづくりが極めて工業化するに従って,人と人の間が少し疎遠になり,それが高じて,かえって人間関係がうっとうしくなってしまった。個人主義で孤独な感じです。でも,これでは人は癒やされないし,能力を発揮できない。だから,心の回復活動をしなきゃいけないんです。
生产自动化进步到最后,到底会给人类社会留下什么?这种想法一直萦绕在我的心头。只要索尼还是一家制造商,这就是一个非常重要的课题。伴随着制造业极度的工业化,人与人之间变得疏远,这样发展下去,会让人觉得人际关系很讨厌。使人变成个人主义者而且孤独。如果这样,人的心理既得不到慰藉,也无法正常发挥能力。因此,需要心灵的恢复。
社長に就任してから3年ほどですが,たくさんの現場をひたすら見て,ひたすら会話しました。当然,現場から報告書は僕のところに上がってきます。しかし,報告書だけでは分からないことがある。報告書にウソは書いていないですよ。しかし,すべてが書いてあるわけでもない。自分の目で確かめると,報告書とは違う種類の情報が入ってきます。まず,自分の目で,その現場の空気を感じたかったのです。人が何を考えているか,現場で物がどう動いているのか,自分が提示している方針がどれくらい浸透しているか,ということを感じたかった。
就任索尼社长已有3年,但我依然一如既往地去一线,一如既往地与员工对话。当然,一线的报告会上交到我这里。可是,有些东西是光看报告无法知晓的。报告里虽然没有谎话。但也不是所有的情况都能写到。亲眼观察的话,就可以获得与报告不同种类的信息。首先,我希望亲身感受到一线的气氛。员工在想什么?现场的部件是怎样移动的?自己制定的方针贯彻到了什么程度?等等,这些都是我想亲自了解的。
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