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新世界能力考攻略2级能力提高读解篇(三)

发表时间:2014/4/15 17:30:00 来源:中大网校 点击关注微信:关注中大网校微信
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新世界能力考攻略2级能力提高读解篇(三)
  ことばの原っぱ 目は、背中にはついていない。だからぼくらは、前は見えてもうしろは見えない。 というのは嘘で、見ようと思えば、うしろだって見える。ふりむく必要はない。うしろを見る力のことを、想像力というのだ。 うしろだけではない。ふつうの想像力があれば、①他人の目からだって、自分を見ることができる。他人から見ると、自分はどう見えるか。それが、想像力の出発点だろう。 幕が開いてから、客席に入ってくる人がいる。②あんな迷惑なものはない。ネズミのように小さくなって、こっそる入ってくるならまだいい。なかには、象みたいに堂々と入ってきて、「失礼」とも言わずに人の席の前をエイヤッと通り抜け、平然と席につくような人がいる。ああいう人は、人から自分がどう見えているかが、まったく見えていないんだろう。完全な想像力欠乏症である。 ま、道が渋滞だったり、電車が遅れたり、出ようと思ったる玄関先でころんだり、遅れるのにはそれなりの事情があるのだと思う。が、遅れたら、(③)案内係の人が入っていいといっても、次の幕間までロビーで待つ。あるいは、客席のいちばんうしろで立ってみる。それが原則である。少なくともぼくは、それを原則にしている。 長い背中をやたら延ばして、ひときわ高く席に座っているのも、④うしろに目がない人の典型である。ぼくも胴の長さには自信のある体型の持ち主だから、他人の胴の長さをどうこう言うつもりはない。が、うしろの席の人にとって、自分の頭がどのぐらい邪魔になるか。それをすばやく感じとって、なるべく頭を低くするような気づかいをするのが、ふつうの想像力の持ち主である。            (天野 祐吉『天野祐吉のことばの原っぱ』まどか出版) 堂々と:態度が力強く落ち着いているようす 平然と:落ち着いているようす 欠乏症:必要な量より少なくて困る病気 幕間:芝居で次の幕が始まるまでの休憩時間 原則:基本的な規則 ひときわ:一段と 持ち主:その物を持っている人 胴:頭、首、手足以外の体の部分 すばやく:すぐに     問1 ①「他人の目からだって、自分を見ることができる」とあるが、ここではどういう意味か。  1 他人は、自分の前もうしろも見ることができるという意味  2 他人から見ると自分はどう見えるか想像できるという意味  3 他人から見えないものでも見ることができるという意味  4 他人の見かたと自分の見かたは違うものであるという意味   問2 ②「あんな迷惑なものはない」とあるが、何が迷惑なのか。  1 幕が開く前に客席に入ってくる人がいること  2 幕が開いてからふりむく人がいること  3 幕が開く前に案内係の人入ってくること  4 幕が開いてから客席に入ってくる人がいること   問3 (③)に入る最も適当な言葉はどれか。  1 だいいち  2 たとえ  3 とても  4 わりと   問4 ④「うしろに目がない人」とあるが、ここではどういう意味か。  1 背がとても高い人という意味  2 想像力のある人という意味  3 想像力のない人という意味  4 客席のうしろに立つひとという意味     正解:2 4 2 3

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