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米国のアジア系住民は癌罹患率全体では人口10万人当たり298.2人と全人种平均の464.2人を大きく下回るのにもかかわらず、胃癌の罹患率は15.3人と白人の6.5人の2倍を超える。ところが、いったん罹患した场合の死亡率を比较すると、アジア系住民の生存期间は群を抜いて长いことが判明した。6月8日のポスターセッション「消化器癌(大肠癌除く)」で米Texas大学M.D. Anderson癌センターのJennifer Tseng氏らの研究グループが报告した。
Tseng氏らは、进行性胃癌のため、1985~1999年にM.D. Anderson癌センターで治疗を受けた患者をデータベースを基に後ろ向きに调査した。1920人の患者データを分析した。
患者の人种构成は、白人が70%(1352人)、ラテン系が16%(301人)、アフリカ系米国人が8%(163人)、アジア系が4%(81人)で2%(19人)は人种を特定できなかった。アジア系は肿疡部位が中位または幽门侧が62%で、アフリカ系(42%)、ラテン系(18%)、白人(13%)に比べて有意に多かった。また、アジア系はステージ4の进行癌比率が37%で、アフリカ系の68%、ラテン系の59%、白人の56%と比较して有意に少なかった。
生存期间の中央値を比较すると、白人が12.0カ月、ラテン系は10.8カ月、アフリカ系は10.5カ月だったのに対し、アジア系は26.7カ月と2倍以上长かった。5年生存率では、白人の11%、ラテン系13%、アフリカ系9%に対してアジア系は26%と他人种の2倍を超えていた。白人と比较した死亡リスクを见ると、ラテン系は1.08(95%信頼区间=0.91~1.28)と有意差はなかったが、アフリカ系は1.29(CI 1.04~1.59)と有意に高く、アジア系は逆に0.7(CI 0.50~0.96)で有意に低かった。この人种差は、原発部位、ステージ、组织学的所见、性、年齢とは独立のものだった。
アジア人种にとって、胃癌はかかりやすいが罹患すると他人种との比较で见る限りマイルドな疾患と言えそうだ。米国内の単独医疗机関における人种比较であるため、食生活や手技の影响が少なく、日本の胃癌ケア戦略を构筑するうえでも参考になりそうだ。
译文对照:
虽然美国亚裔居民罹患癌症的比例为每10万人298.2人,远远低于所有人种的平均值464.2人,但罹患胃癌的比例却为每10万人15.3人,是白人(6.5人)的两倍。不过日前发现,一旦患上胃癌,亚裔居民的生存时间却长得多。这是在6月8日的专门张贴板会议“消化器官癌症(除大肠癌之外)”上,美国德克萨斯大学M.D. Anderson癌病中心Jennifer Tseng等人的研究小组报告的。
Tseng等人以1985~1999年因患进展期胃癌在M.D. Anderson癌病中心接受治疗的患者的数据为基础展开了调查,共分析了1920名患者的数据。
调查的人种结构如下:白人70%(1352人)、拉丁裔16%(301人)、非洲裔美国人8%(163人)、亚裔4%(81人),无法确定人种的2% (19人)。亚裔中,肿瘤部位为中位或幽门侧的占62%,比非洲裔(42%)、拉丁裔(18%)、白人(13%)明显要多。另外,亚裔患4级进展期癌症的比例为37%,明显低于非洲裔(68%)、拉丁裔(59%)、白人(56%)。
对生存时间平均值进行比较的结果是:白人为12.0个月、拉丁裔为10.8个月、非洲裔为10.5个月,亚裔则长达26.7个月,是他们的两倍还多。在生存5年的比例方面,白人为11%、拉丁裔为13%、非洲裔为9%,亚裔则超过其他人种的两倍,为26%.与白人比较的死亡风险方面,拉丁裔为1.08 (95%可信区间(CI):0.91~1.28),没有出现明显差别;非洲裔为1.29(CI 1.04~1.59),明显要高;亚裔反而为0.7(CI 0.50~0.96),明显要低。这一人种差别与原发部位、等级、组织学意见、性别、年龄无关。
可以说对于亚裔人种来说,虽然易患胃癌,但患上之后相对其他人种来说危害要小。由于是在美国国内的独立医疗机构进行的人种比较,因此很少受到饮食与手段的影响。该调查的结论对于构筑日本胃癌护理战略也具有参考意义。
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