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日本语能力测试一级语法12

发表时间:2014/4/17 17:30:00 来源:中大网校 点击关注微信:关注中大网校微信
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日本语能力测试一级语法12

  文法問題の手引き

  初級を終えた学習者は、日常生活に必要なコミュニケーションを成立させるのはだいぶ慣れてきたことでしょう。生活するための最低限の日本語は身につけることができたと言えます。この段階を過ぎて中級に入ると、理論的な文章を読んだり書いたり、人の複雑な気持ちを表した小説を読んだり、自分の感動したことについて言おうとしたりするでしょう。初級のテキストに出てくる文型は構造も簡単で、一つの文型が一つの意味や役割しか持っていません。けれども中級になると、人の複雑な言葉や微妙な気持ちを表すためにいろいろな言い方がでてきます。

  1、文型の複雑な働き

  初級で習う言い方と、中級で学ぶ言い方のちがいは単語そのもののもつ意味(語彙)による場合もありますが、文法や文型の働きの違いによる場合もたくさんあります。では、例を挙げて、中級文型の特徴についてもう少し見てみましょう。

  ここでは、理由を表す言葉を例にとりあげて説明してみます。初級の文型では

  (1)「暑いから、窓を開ける。」

  (2)「暑いから、窓を開けて寝る。」

  もように、理由の「から」をよく使います。けれども、中級の後半になると、もう少し言葉をつなげた次のような文型がでてきます。

  (3)暑いからといって、窓を開けて寝るわけにはいかない。

  この「からといって」という文型は「から」に比べるよ複雑です。「から」という言葉で理由を表します。そして、「といって」の部分で「暑いから」という文の内容全体を受けます。そして、「しかし、それはできない。」と打ち消します。

  (4)暑いから、窓を開けて寝る。

  (5)暑いからといって、窓を開けて寝るわけにはいかない。

  このようなわけですから、「からといって」の文では、文の終わりに部分否定の言い方がよく使われます。「わけではない」や「とはかぎらない」などです。

  (6)祭日だから、休める。

  (7)祭日だからといって、休めるわけではない。

  この文も同じように文型が二重の構造になっています。

  もう少し他の例を見ましょう。

  (8)山田さんともあろう人が、こんな大切な時に遅れるとは困るじゃありませんか。

  (9)次朗ともあろうものが、なんでこんな成績をとったんだ。

  「ともあろう人が」は「さんのことを普段は高く評価しているが、今度のこのことについては非難している」というような意味をもっています。したがって、話題の人(ここでは、山田さん、次朗)に対する話す人の高い評価があり、後に続く文に非難の意味が込められるということになります。この文型にはこのように複雑な制約がありますが、上手に使えば、話す人の単純ではない気持ちを効果的に表すことができます。

  以上、二つの例を挙げて説明しましたが、このように中級で出てくる文型は複雑です。しかし、この複雑な構文を使うことによって、人の気持ちだけでなく、入り組んだ論詣の文を論理的に書くことも可能になるのです。

  2、文型の微妙な意味

  では、中級の文型のポイントについて、初級と比較しながらもう少し考えてみましょう。例えば、今読んでいる文章の中に「もうあんな人になんか会いたくもありません。」という文が出てきたとします。この文は初級で出てくる「もうあの人には会いたくありません。」という文とどう違うのでしょうか。また、この文はどんなときに使われるのでしょうか。

  (10)もうあの人には会いたくありません。

  (11)もうあんな人になんか会いたくもありません。

  あの人をAさんとしましょう。Aさんは私の友人で、今までずっと親しくつきあってきました。ところがAさんはBさんにわたしの悪口を言ったそうです。わたしはもうAさんに親しみを 持てなくなりました。もうあの人には会いたくありません。もちろん話したくもないし、一緒に何かするのも嫌です。こういう気持ちを表すのに初級の(10)「もうあの人には会いたくありません。」という文では、その気持ちがそれほど強く伝わってきません。しかし、(11)「もうあんな人になんか会いたくもありません。」と言うと、「あの人」に会うのも嫌だという複雑な気持ちや、話題にするのさえ嫌だという強い気持ちを表すことができます。つまり「なんか」という軽視の意味を表すことばと、意味を強める「も」という助詞の両方を使うことによって、それができるのです。このほか中級では、初級で習った単純な文だけでは言い表せないニュアンス(微妙な意味の違い)とか心情を表現する方法が数多くあります。

  例えば、主題化という一つの方法をとってみても、中級には話す人の気持ちや評価、判断などの含まれたいろいろな表現の文型があります。

  このような中級の文型やことばの使い方を知れば、学習者の日本語はより日本語らしく表情が豊かになってくるでしょう。また、書き言葉的な表現を知れば、論文を書くときに役に立つでしょう。より口語的な言い方を身につければ、日常の会話がもっと自然なものになるでしょう。簡単な初級の言い方とは別の、より微妙な言い方で言おうとするときの、言い方を学んでください。

  3、文型のいろいろな働き

  中級の他の特徴は、一つの文型にいろいろな意味や働きがあることです。初級で習った文型でも、中級では違う意味に使うことがあります。例を挙げると、

  「ている」の文型の経験や記録を表す使い方です。

  (12)モーツアルトは12歳のとき、オペラを作曲している。

  (13)この子は5歳のときに、はしかにかかっている。

  文型だけでなく、文法項目でも、初級とは違った使い方をするものがあります。例えば、使役文の使い方を見ましょう。

  使役文の「人にあることをさせる」という意味の使い方以外の、思いやりや責任を感じているときの言い方です。

  (14)おいしい御馳走を子供達に食べさせてやりたい。

  (15)わたしの不注意で子供にけがをさせてしまった。

  もう少し分かりやすくするために、もう一つ、やさしい初級の助詞を例にとって同じ形のことばのいろいろな使い方の例を見てみましょう。

  (16)これは紙で作った人形です。           材料の「で」

  (17)あしたA館で卒業パーテイーがあります。場所を表す「で」

  (18)夫婦二人で花やを経営しています。     まとまりを表す「で」

  (19)大風で木が倒れてしまいました。       原因、理由を表す「で」

  この4つの文の中に出てくる「で」は文中の働きがそれぞれ違います。表面に表れている形は同じでも、文の中の働きが違うのです。中級の学習が進むにつれて、文の構造も複雑になってきますが、その文の構造と意味をしっかりとつかめば、同じ形のことばをいろいろな意味に使い分けることができるようになります。このような目でことばや文型を注意深く見ていると、分析的な力もついてきます。

(责任编辑:中大编辑)

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