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いずれにしても、よいファイリングをするには、以下のことが大切。
(1)一绪に使うことが多い文书は同じフォルダーに。
(2)一绪に使うことが多いフォルダーはなるべく近くに。
(3)捜しやすくするために、フォルダーの中身は少なく。
(4)见出し类(「ガイド」「山」等)の有効利用。
しかし、例えば(1)と(3)は相反関系.结论としては、「分厚くするより、薄くするのを优先」がプロからのアドバイスです。
さて、课员の知恵をしぼって、分类の仕方や并べ方が决まったら、キャビネットの「本年度用」の段に収纳.「配列表」を作り、一番前に置いて并べ方の决まりとします。昨年度の分も同様に処理し、キャビネットの「昨年度用」の段に収纳します。どうしても不便な点があれば柔软に改善していきます。
来年度になれば、「本年度用」の段に入っているフォルダーは、不要文书を廃弃したうえで、「昨年度用」の段に移されます。これを「移し替え」といいます。
押し出された一昨年度の文书は、不要文书廃弃の手顺を経て、保存の必要があるもののみ、事务所外に「置き替え(“引き継ぎ”と呼ぶ会社もある)」し、「保存」されます。年に一度、日を决めて、文书课が音头をとり、「移し替え置き替え」をするとよいでしょう。
これで、个人が私有しているファイルはなくなり、课が管理するものとなりました。古い、不要の文书も事务所から一扫されました。しかし、「これで出来上がり」とはいきません。事务所外への「置き替え保存」の方法や文书廃弃の基准は、どうするのか。文书の贷し出しはどう管理するのか。「仕挂かり文书」をどう管理するのか、等々。システムを完成させ、维持管理していくための重要な仕事が残っています。
「システムの完成と维持管理」
1.保存と廃弃
いくら事务所が快适になっても、「押し出された文书が仓库に山积み」ではシステムが完成されたとは言えません。舍てる技术が必要です。
保存年限は、
(1)歴史的な価値の大きさ
(2)実务にとっての必要性
(3)再生の困难度
(4)スペース
(5)法的な制约、等によって决まるとされていますが、
(5)以外は具体的な基准にはなりません。
これが「舍てられない」原因となっています。结论からいえば、文书の种类によって保存年限を「制度として」决めてしまうこと。难しいことですが、いったん决まれば、だれでも悩まずに舍てられるようになります。「いつか必要になるかもしれない。」とためこんでも、保存管理が不十分で见つからないとしたら、ないのも同じ。割り切りも必要です。
保存年限の决定は重要な意味を持つので、文书の种类ごとに慎重に検讨を。保存年限决定の目安については、専门书を参照してください。
また、保存年限はフォルダーごとにあらかじめ决めておきます。そして事务所外への「置き替え」のときに、フォルダーごとに保存年限别(3年、5年10年、永久など)の箱に入れて保存します。こうすると、「置き替え」の作业が简単になり、そのうえ期限が来たときにだれでも箱ごと舍てられます。
2.贷出制度の彻底と「仕挂かり文书」の管理
课の外への贷出には、贷出カードの使用を制度化します。ファイリング系がときどきチェックし、期限切れのものは督促します。
「仕挂かり文书」とは、本当に书きかけの文书のこと。これを各自の机のひきだしに入れるのを许すと、私物化が始まります。担当者の名前が入った「やりかけファイル」に入れ、终业时に一定の场所に保管するようにします。なお「使っている文书」は当然キャビネットに返してから帰ります。
3.管理维持の重要性
システムを维持していくには、専任のファイリング系を养成していくのが望ましい。忙しい业务の片手间に「暇なときにチェックしよう」というのではすぐ元に戻ってしまう可能性が强い。また、适切な制度化标准化マニュアル化もシステム维持のポイントです
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